神奈川の焼き物を、ご存知でしょうか。

【眞葛焼-1】
【眞葛焼-2】

     

神奈川県横浜にあった眞葛焼 紹介

1871年 京都の陶工 宮川香山により神奈川県横浜市南区にて眞葛焼が始まる。眞葛窯は明治・大正・昭和と横浜に開花した焼き物で横浜からの輸出陶磁器の制作として始まる。宮川香山は万国博覧会で世界的な好評かを得て国内外で眞葛焼を知る切っ掛けを作り 1000坪もある窯場となり大量に制作された。(師楽トップページはこちらから)  

眞葛焼の特徴はその繊細な絵付けと 細かい細工物にあり とてもリアルな生き物を描いたものが多くあります。このカニも高い技術による 浮き彫りの陶彫で更に 「釉下彩」や「上絵付け」による 色の発色の美しさにも 高い絵付けの水準を 伺える。これだけの焼き物の技術を持ちえていたのが眞葛焼です。しかし 現代に伝わることなく途絶えてしまった。(途絶えた焼き物の一つとなってしまった眞葛焼。)大正12年の関東大震災を乗り越えることは出来たのですが、1945年の横浜大空襲での被害が大きく 戦後の再興もかなわないまま眞葛焼焼きは、その歴史を閉じました

 

【神奈川県立博物館】
【眞葛焼-3】

 神奈川県立博物館 
この眞葛焼を東京・神奈川近郊で見る事のできる 場所が神奈川県立博物館です。特にこの眞葛焼は輸出用に作られた陶磁器で 国内で見る事のできる場所は限られています。あなたもこの機会に眞葛焼を見て陶芸に関心を もっていただけると 陶芸教室師楽としては幸いです。師楽は出来るだけ多くの方に陶芸の楽しさを伝えることが出来るように 色々な焼き物などを紹介して 陶芸体験で楽しんでいただければと考えています。
神奈川県立博物館には田邊哲人コレクションとしての眞葛焼を常設展示として みることが出来ます。
博物館住所 神奈川県横浜市中区南中通5-60 tel 042-201-0926 開館時間 9:30~17:00

師楽陶芸教室では多くの産地の技術や伝統・歴史を詳しく紹介して 作る楽しみを実感できる陶芸教室として行なっています。一度 師楽の陶芸体験に参加してみませんか。
詳しくはこちらから神奈川・東京 陶芸教室の師楽https://www.sirak.jp/this-month/