北大路魯山人
「魯山人の多才な才能」北大路魯山人
魯山人(社家・京都賀茂別雷神社・社家北大路)は多才な人物でした。画家、書家、食通家、そして陶芸家でもありました。この多才な面とは異なる社家でもありました。
しかしこれら全ての知識を有していたからこそ社家でありえたのかもしれません。 人が何かを極めるときに それが美術や芸術であっても 目に見える 形や色の本質までも 知り尽くそうとすると 魯山人が極めようとした世界にたどりつくのかも 知れません しかし魯山人本人はそこまでの意識もなく 多才な人物でありえたと思います。 shiraku 美術散歩 これから新たに 人物や多くの美術を紹介していきます。
北鎌倉の魯山人窯を築く
1927年 北大路魯山人は現在の神奈川県北鎌倉に魯山人窯・星岡窯を築きました。
現在この民家は茨城県笠間市芸術村の中で公開されています。
元は神奈川県厚木市郊外にあった建物を魯山人が1931年に移築し、使用していました。
「陶芸理念と感性の総合美術を表現する」
魯山人は作陶の技法や技術にはこだわらず総合的な美を追求しました。独自の技法や技術を極め、身につけ陶器を作るのが一つの道です。しかし魯山人はその多才さからか自身の美を見る目や感覚による作陶家でした。芸術・美術そのものを総合的に極めようとした魯山人だからこそ作ることのできる器かもしれません。
今月の休み
12月27日~1月6日まで(師楽トップページはこちらから)