オカリナを相模原市相模大野を流れる境川で作る。師楽陶芸教室の今月のお楽しみ企画
オカリナの音について
オカリナは、吹くときの空気の流れによって 音が出ます。オカリナの中に どれだけの空気の流れがあるかで音階になり また 陶器でのオカリナは 使う土や焼く温度によって音が変わります。土は、焼き締まる 木目の細かい土は、音が高く ざっくりとした土は音が低くなります。また焼く温度では、800~900度で焼いたオカリナは柔らかい 少し低い音が出ます。更に900~1100度で焼くと すみきった高い音が出るオカリナとなります。あなたが作りたいオカリナによって 土や焼き方を変えて作るのも楽しいと思います。
数日後 神奈川県相模原市の相模大野を流れる境川に集合して 川べりで 野焼きを行いました。はじめは小枝を燃やして オカリナの水分が残っていないかを 慎重に確認しながら 燃やし 除所に薪を 多くして40分ほど 焼きました。それから 温度が下がるのを2時間程 待ちました。灰の中から現れたのが、この写真のオカリナです。いい感じに 土の質感が出ていました。
薪で陶器を焼くと 炎の加減で色が変わります。そのため 一つ一つのオカリナに個性が 出て 二つとないオカリナが出来ます。この 陶器でのオカリナつくりの 難しさは 音階をあわせることが とても難しく 音楽家の宗次朗氏でも1000個に1個良い音が出ると良いといっています。今回は 音階まで きちんと合わせることは、出来ませんでしたが、それぞれに大満足のオカリナが出来たと思います。
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